大阪大学 大学院基礎工学研究科社会ロボット学グループ(吉川研究室)大阪大学 大学院基礎工学研究科社会ロボット学グループ(吉川研究室)

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研究内容

社会ロボット学とは

社会ロボット学とは
ライフスタイル・人口動態の変動、生成AI等の人工知能・コミュニケーション技術の発展を受け、人間社会の構造は変化し続けており、社会的弱者を含めた人々の健全な社会参加を支える技術の実現は喫緊の課題です。
これを解決すると期待されるのが社会ロボット、つまり社会の一員として、人を超えるパフォーマンスで人の果たすべき役割の一部を担い、社会の構成・維持を支える人工エージェントです。ロボットが個体として人と話す機能の完成度は急激に高まっていますが、ロボットが個人に寄り添い、人と社会をつなぐ役割を果たすためには、より本質的な基本機能として、人のような社会性(社会的状況において人と関わる機能)を備えるロボットの研究が必要です。
これに対し本研究室では、社会ロボット学の研究を推進します。すなわち社会の一員として受容され、社会の構成・維持に貢献するロボットの要件は何か、社会ロボットが社会に導入されると何が起こるのかを、社会ロボットが社会に導入することでどのような社会問題が解決されるのかを研究していきます。
 

研究テーマ 01

社会の中で人と対話するロボット

近年の急速な技術発展に伴い、柔軟に人と話す機能を手に入れたロボットは、人のように社会の中で個人に寄り添い、人と社会をつなぐ役割までも果たせるものとなっていくと期待されます。本研究室では、真に人に共感し、人と長期間に及ぶ信頼関係を築くためにロボットが持つべき機能(社会性)を明らかにする研究を進めます。
社会の中で人と対話するロボット

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研究テーマ 02

人同士のコミュニケーションを支援する対話空間

一対一で相手と対面することは人と関わることの基本形ではありますが、必ずしも全ての面で最適な形であるわけではありません。本研究室では対話ロボットの技術を活用し、ロボットが間に入ったり、ロボットの姿になって話したりするなど、人々が普段と異なる形や気持ちで交流できる新しい対話空間をつくる研究を進めます。
人同士のコミュニケーションを支援する対話空間

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研究テーマ 03

メンタルヘルス支援・療育

自閉スペクトラム症者など、人との交流に課題を抱える人は少なくありません。一方で人型ロボットは、「人のようなもの」と対する感覚を与えつつも、人特有のやりにくさを感じさせない話し相手となると期待されます。本研究室ではこのような性質を持つロボットをメンタルヘルス支援や療育に活用する研究を進めます。
メンタルヘルス支援・療育

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研究テーマ 04

ロボット学習を基盤とした自律知能システムの開発

機械学習とロボティクスを深く融合することで、実世界で自律的に活動することのできる知能ロボットの研究開発に取り組んでいます。模倣学習や大規模言語モデルを利用したロボット学習を通じて物体操作・言語理解・意図推定に関わる認知機能を獲得し、人との自然な協調を実現する自律システムを目指します。
ロボット学習を基盤とした自律知能システムの開発

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研究テーマ 05

構成論的アプローチによる感情や意識の理解

システムをつくることで理解する構成論的アプローチによって、我々が体験する感情や主観的な意識、創造性がなぜ生まれるのかについて研究しています。特に人の生体信号を学習する神経回路モデルや、記号創発システム論に基づく確率的生成モデルを利用することで、身体性と社会性の双方の観点から「こころ」についての理解を目指します。
構成論的アプローチによる感情や意識の理解

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各メンバーの研究

社会ロボット学グループでは、すべての学部・博士前期課程・博士後期課程の学生および、研究スタッフが独自のテーマを持ち、それぞれの観点から社会ロボット学の研究に取り組みます。

 
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